日本有数の豪雪地帯を行くJR只見線。
そこを30年前と同じように、C11型蒸気機関車が旧型客車を牽いて走った。

 

真岡鐵道のC11325が高崎運転所の旧型客車を牽く「SL&DL会津只見号」の運転が始まったのは、2001年10月。
それ以降「SL会津只見号」として、初夏や秋にC11325が単独牽引で運行されるようになった。
そして、厳冬期の2月運行が決定した。当初は12系客車の予定であったが、直前になって旧型客車に変更された。
雪の中を走るC11325には、会津柳津で静態保存されているC11244のスノープローが装着された。
只見線の無煙化は、1974年だから、冬季の只見線での蒸機列車運行は実に30年ぶりということになる。

躯に白い雪をまとい力強く煙を吐くC11325、暖房用のスチームが入った旧型客車、そんな夢のような列車「SL&DL会津只見号」が厳冬期の只見線を走った。

◆1974. 2.10 会津若松駅/2004. 2. 5、7 只見駅/2004. 2. 5 会津若松運輸区

 


◆2004. 2. 5 JR只見線・会津本郷〜会津只見 9425レ


会津只見冬紀行 >4021.html へ

Copyright(c) 1999-2006 ISHIBASHI/YOSHIAKI,All rights reserved. No reproduction nor republication without permisson.